新地方会長抱負 東京地方会 前野耕一会長

2024.05.21

 東京地方会は4月、須田孝之前会長(全特理事)の会長職辞任を受けて前野耕一新会長(東京都東京東地区会長/江東亀戸七)に交代する新人事を発表した。前野会長に抱負などを伺った。

「選ばれる郵便局」を局長の行動で

 ――ご就任の抱負をお願いいたします。 
 前野会長 政治経済の中心、巨大なマーケットの中で競合がひしめく首都東京。人口一極集中の反面、独居老人も多く、人と人とのつながりが希薄化しているなど、さまざまな課題も山積する。地域に根差す郵便局長の使命は実に大きい。1397名の会員が思いを一つに一丸となって、地域に必要とされる郵便局づくりに向け、取り組んでいきたい。
 お客さまから「選んでいただける郵便局」になるためには、その地域で「居なくてはならない局長」になることだ。そのためには、先輩局長から受け継いだ「地域活動」を実直に、積極的に取り組み、お客さまの信頼を勝ち取ることが必要。継続し、積み重ねていけば、必ず頼られる局長になれる。郵便局長は地域から頼られる「お役立ち発信拠点」を目指すべきと思う。
 総合政策も地域活動の延長線上にある。昨年度まで担当役員として、区市町村ごとに62名の責任者を配置し、より細かな支援、協力ができる体制をつくった。15人の地区会長とタッグを組んで皆で同じ汗をかく東京地方会としたい。
 多発する自然災害に対しても、ほとんどの会員が防災士資格を持つ我々局長会が、自治体とも活発に連携し、東京ならではの防災活動と地域貢献を考えていきたい。毎月第2土曜日の一斉清掃も継続したい。

 ――郵政民営化法の見直しに何を期待されますか。
 前野会長 民営分社化以降、お客さまからさまざまなクレームをいただいてきた。要員不足も深刻だ。
 三事業一体経営や郵便局ネットワークの維持確保、ゆうちょ・かんぽの上乗せ規制廃止によって、ニーズに合った商品やサービスを提供できるようにし、社員が生き生きと働きやすくなる法改正に期待している。