マイナンバーカード申請支援 東北支社初、山形市と連携

2022.08.19

 東北支社(小野木喜惠子支社長)は7月20日、東北初となる山形市と郵便局のマイナンバーカード(以下、マイナカード)申請支援の受託業務を開始した。蔵王温泉局(髙橋憲一局長)で①申請書作成支援②顔写真撮影③申請後スケジュール説明(来年2月28日まで)を実施。同時に県として初の山形南局ロビーに市が運営する申請受付ブースも設けた(9月30日まで)。

小野木支社長「力を合わせ、地域の方々の生活を生涯支援」

 開始式で髙倉正則副市長は「マイナカード普及は喫緊の課題だが、身近な郵便局で申請ができることは市民の利便性向上と大いに期待している」と佐藤孝弘市長の感謝の意を代読した。
 小野木支社長は「山形市とは一昨年3月の包括連携協定締結を基に地域活性化を図っている。申請支援業務は普及促進に寄与できる。力を合わせ、地域の方々の生活を生涯支援したい」と意欲を示した。
 蔵王温泉局は市役所から約20㌔あり、髙橋局長は「車でも40~50分かかる。1週目は5件、2週目は4件申請があり、電話での問い合わせも多い。お客さまが増えている手ごたえを感じる」と話す。
 マイナカードの申請支援取扱局は、北陸支社(加納聡支社長)管内の石川県小松市10局、志賀町10局、七尾市8局と東北支社の山形県山形市1局で計29局となった。
 一方、マイナカード電子証明書事務取扱局は九州支社(豊田康光支社長)管内の宮崎件都城市のイオンモール都城駅前内局、西都市の三財局、東北支社管内の福島県南相馬市の上真野局の計3局となっている。