社会福祉法人金曜会に車両贈呈
2024年度日本郵便年賀寄付金配分事業による車両贈呈式が2月18日、社会福祉法人金曜会(岡山市北区一宮)において開催された。今回配分されたのは、同事業所が実施する日中活動の作業支援のための整備事業で必要となる車両一台。
今後も社会貢献寄付を
車両贈呈式では、備前西部地区連絡会の中平浩史備前西部副統括局長(宇甘西)が「贈呈させていただく車両は、『わくわくハンド・ベル』が実施する日中の活動を行うためにお役立ていただけると伺っている。日本は、これから急速に高齢化、健康長寿社会へと進んでいくが、年賀寄付金の助成制度により、今後も社会貢献寄付を簡便に行える仕組みをより良い形で提供していく」とあいさつし、旗手奈美社会福祉法人金曜会事務長が目録パネルを受け取り、横田留美わくわくハンド・ベル施設長が「新しいトラックを贈呈いただき、利用者のみんなも喜んでいます。大切に使わせていただきます」と感謝を述べた。
年賀寄付金配分事業は「お年玉付郵便葉書等に関する法律」に基づき、社会福祉の増進、風水害や震災等非常災害による被災者の救助、文化財の保護、青少年の健全な育成のための社会教育などの事業を行う団体などに対して、総務大臣の認可を受けて年賀寄付金の配分を行っているもので、2024年度、中国支社エリアでは6団体に対し615万円の配分を決定。
配分団体は島根県の「認定NPO法人あしぶえ」、「一般社団法人NIO-MON」、「社会福祉法人敬愛福祉会」、「NPO法人はとぽっぽ」の4団体と、岡山県の「NPO法人おかやま多機能サポートネット」、「社会福祉法人金曜会」の2団体。
社会福祉法人金曜会は、支援を必要としている障がいのある方に対して、小規模・地域密着・多機能な障害福祉サービスを提供。その中の事業所の一つ就労継続支援B型事業所「わくわくハンド・ベル」では、企業内での作業や公園の清掃作業等、一人ひとりに合わせた作業支援を実施している。