岡田地方創生大臣 SDGs、積極的に手を挙げて

2023.03.03

 岡田直樹地方創生大臣は2月3日の記者会見で、郵湧新報の「SDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業の選定について、先日、2023(令和5)年度の募集が開始されたが、選定を通じてどのように地域の活性化につなげていくのか」との質問に対し、「1月20日からSDGs未来都市等の募集を開始した。今回の募集では、2050年カーボンニュートラルやデジタル田園都市国家構想の実現に向けて、脱炭素社会の推進やデジタル技術を有効に活用して地方創生を進め、SDGsの達成に取り組む、他の地域のモデルとなるような先導的な提案を期待している」と強調。

SDGs原動力に地方創生の達成を

 また、「これまでも、SDGsの理念に沿った経済・社会・環境の三つの側面を統合した取り組みを通じて、地域の社会課題解決の加速化を図るモデルとなる提案を受けて、毎年約30都市、5カ年累計で154都市をSDGs未来都市として選定してきた。これまで選定してきたモデルの中から、多くの成功事例を生み出し、全国への普及展開を内閣府として支援していくことで、SDGsを原動力に地方創生の達成を図るとともに、来年度の実施に向けて全国の自治体から積極的な応募をいただくことを期待したい」と語った。

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