斉藤国交大臣 記者会見

2021.12.24

 斉藤鉄夫国土交通大臣は11月30日の記者会見で、記者団の「変異ウイルスによる水際対策が強化されたが、GoToトラベル再開への影響は」との質問に対し、「新型コロナウイルスにより、深刻な影響を受けている観光関連産業については、足元では観光事業の回復傾向がみられるものの、依然厳しい状況が続いている。新たな観光事業喚起策をできるだけ早期に講じ、観光地や地域経済の維持・復興を実現することが必要だ。一方でGoToトラベルの再開については、安心・安全を確保する必要がある。感染状況が落ち着いていることが大前提。オミクロン株の影響を含め、今後の感染状況を注視しつつ専門家の意見も伺って、GoToトラベルの再開を検討していきたい」と説明した。

感染注視しGoTo再開へ

 「鉄道で非常時の際、乗客が非常用ドアコックを操作することについての見解は」には、「事業者間でも、いろいろな意見がある。新たな危険を誘発するのではないか、開くことで電車を動かせなくなるのでは等々。これらを踏まえて、非常用ドアコックの対応策を練っていく」と言及した。