インタビュー 小坂佳敬 中国地方会副会長

2023.11.19

 中国地方会(末武晃全特会長/萩越ヶ浜)の小坂佳敬副会長(備北地区会/豊松)に地域への熱く、深い思いを伺った。

地域を開拓、局長魂ここにあり

 ――郵便局窓口の役割とは。
 小坂副会長 郵便局窓口は地域のお客さまの御用聞きになるべきだ。手数料の安い他店にお客さまが流れる中、足を運んでもらえる〝魅力あふれる局窓口〟を創り上げられるかが日本郵政グループの勝負どころ。さもなくば、グループ根幹の資産であるネットワークが維持できなくなる。

 ――人材育成と局長像について。
 小坂副会長 会社の経営が大変な中で、将来に不安を抱く郵政関係者も多い。人材育成で気を付けなければいけないのは、単に仕事をこなすだけではなく、地域に愛情を注ぎ、お祭りからさまざまなイベントまで、地域の皆さまと一緒に活動する地域貢献の精神を伝えていくことだ。
 もはや三事業だけで郵便局ネットワークの維持は難しい。地方創生は非常に重要だ。郵政事業を活用しながら地場産業を掘り起こすバイタリティーが局長に求められる資質。開拓の心意気を共に行動し、育てることが必要だと思う。

 ――新ビジネスのニーズは。
 小坂副会長 農家もなかなか後継者がいない。繁忙でない局で局長や社員がローテーションを組み、OBの方々も含めて時間的に人材派遣をする仕組みができれば、農家の存続にお役に立てる。
 地方では空き家も増えてきたが、お子さんたちが管理するのは難しい。お墓もしかり。それらの管理業務や買い物支援は非常にニーズがある。ボランティアではできないが、目先の収益だけではなく、長期的な視点でお客さまのニーズに合った新規サービスを考えることが大切だと思う。