みらいの郵便局 デジタル発券機とセルフレジ

2022.08.17

説明:日本郵便デジタルビジネス戦略部 引地直樹課長
説明:日本郵政JP未来戦略ラボ 井上浩昌マネジャー
 デジタル発券機から出てくる用紙にはQRコードが記され、スマホで読み取り、希望要件をクリックすれば顧客は状況も一目瞭然。密を回避し、いったん外に出て、待ち時間を有効に活用できる。社員も、顧客の用件をタブレット上で把握し、ヘルプ社員のタイムリーな応援や臨時窓口開設などスムーズな業務運営が可能。すでに2020(令和2)年12月から新宿北局、光が丘局等都内に8局と新金沢局の計9局が導入済みで、検証のもと拡大している。
  

送る・受け取るをスマートに

 セルフレジは、①郵便物送付②商品購入――の二つの機能付き。郵便物送付は、荷物や書留等の記録郵便は扱えないが、通常郵便物と速達は10通までOK。はかりに載せて計量し、決済をクレジットカードか電子マネーかを選ぶと端末機から窓口とは異なるデザインの証紙が出てくる。それを郵便物に貼付し、投函。一方、商品購入はスーパー等と同様、バーコードを読み込むセルフレジ。簡単な用件はスピーディーに処理が可能になる。キャッシュレス専用で将来はゆうちょPay等決済も考案中。