シンガポールでも郵政が国民支える

2022.04.13

 筆者は1月からシンガポールに生活の拠点を移している。シンガポールの郵政事情について調べてみた。

郵便、貯金、保険の総合サービス提供

 シンガポールポスト(Singapore Post)は、郵便局としての郵便や小包の発送はもとより、さまざまなサービスを提供している。驚いたのが、シンガポールポストもPOSB(Post Office Savings Bank)という、日本のゆうちょ銀行と同様の金融サービスがあるのだ。

タッチパネルで切手購入や支払いなどのサービスが選べる


店内は清潔感があり、左手には梱包用資材もそろっている

 POSBは1877(明治10)年に設立され、シンガポール最古の銀行であり、1998(平成10)年には大手銀行のDBS銀行を買収し、現在ではDBS/POSBとして運営している。日本の郵便局同様、税金や住宅ローンなどの支払いなども、窓口やPOSBのATMで可能だ。
 また、かんぽ生命のようにAXA@POSTという生命保険もあり、AXA Shieldという積立投資商品も人気だ。事業者に対しては物流倉庫の提供など幅広くサービスを展開しており、まさに日本郵政グループ同様、国民のライフラインとして総合サービスを提供している。
(SAATS CEO 林一馬)