クーリングシェルター　太宰府市、玉名市と締結

　各自治体とのクーリングシェルター（指定暑熱避難施設）の締結が進む中、九州支社（平山泰豊支社長）は４月22日、福岡県太宰府市と締結した（写真）。

国内最長連続猛暑日40日の太宰府市

　楠田大蔵市長は「昨年太宰府市は、国内最長連続猛暑日40日、国内年間最多猛暑日62日という記録的猛暑を記録し、これにより市民の皆さまも不安が高まっているところ。太宰府市は、観光客・参拝客が非常に多い街として知られており、今回の郵便局との協定締結には、非常に意味があると感じている。昨年までは市内17カ所をシェルターとして指定していたが、どうしても場所に偏りが見受けられていた。今回市内８局を加えることで、より安全・安心して過ごすことができる」と喜びを見せた。
　筑前西部地区連絡会の笠敬次朗統括局長（福岡今津）は「太宰府市と市内郵便局は、今日この場を迎えるに当たって、この機会を経て、さらに密接に連携させていただきたい。本日の締結をきっかけに、地域の皆さまが安心して暮らせる町づくりへの協力等、地域に寄り添った支援に努めていく」と力を込めた。
　５月30日には、熊本県玉名市と締結した。