金子総務大臣　郵政データは国家に寄与

　金子恭之総務大臣は５月20日の記者会見で、記者団の「マイナポイント第２弾の効果の見通しは」との質問に対し、「マイナンバーカードの交付枚数は５月18日時点で約5622万枚（44.4％）。６月30日スタートの第２弾の申請期限は９月末。多くの皆さまにカードを取得いただけるようＰＲに重点的に取り組みたい」と強調した。

郵便局ネットワークとデータ活用で国家構想実現へ

　６月３日の会見では、郵湧新報の「郵便局データの活用会議の報告書骨子案で、転居先情報の自治体等への提供やデジタル地図関連事業の参入等を盛り込んだロードマップが示され、デジタル田園都市国家構想基本方針案にもデータ活用推進が明記されたが」に、「検討会では公的な要請に応えるデータの活用指針や、活用を促進するロードマップを内容とする報告書骨子を審議いただいた。約２万4000の郵便局ネットワークとデータの社会での有効活用は、郵政事業の維持・発展のみならず、デジタル田園都市国家構想実現にも寄与する。報告書まとめに向け、議論をさらに深めていく」と意欲を示した。