原発事故から13年、復興の光 福島県双葉局が喜びの再開

2024.04.22

 原発事故で大きな被害を受けた福島県双葉町で、東北支社(小野木喜惠子支社長)は3月7日、13年ぶりに双葉局(佐々木範雄局長)の営業を再開した(写真上)。これにより、全国の全市町村で郵便局が稼働することとなった。

双葉町と包括連携協定も締結



 記念式典で佐々木局長は「地域のよりどころになれるよう復興に貢献していきたい」と強調。伊澤史朗町長は「営業再開によって生活環境が改善し、復興が前に進むことを確信している」と期待を寄せた。
 小野木支社長は「双葉局が帰町されたお一人お一人のお客さまに寄り添い、町外にお住まいの町民の皆さまとの心の架け橋として末永く地域の皆さまに愛され続けるよう努めていく」と意欲を示した。同日、同町との包括連携協定も締結された(同下)。