郵便局に行こう!「ゆうゆうポイント」 買わずともお散歩がてら♡貯まる
何も買わなくても郵便局に行ってスマートフォンをかざすだけでポイントが貯まる「ゆうゆうポイント」が全国の郵便局(簡易局を含む)で11月18日に始まった。
郵便局でちょいと幸せ♡詳しくは窓口で‼
「ゆうゆうポイント」には、郵便の「ゆう」と、「you(あなた=お客さま)」の意味が込められている。郵便局とお客さま、そしてお客さま同士の結び付きを強め、ちょっとした幸せを感じてもらえる付加価値も目指す。家族ともシェアできる郵便局ならではの①貯める②使う③シェアする――の3本柱が肝。2025(令和7)年3月末まで、毎月1000万㌽の「山分けキャンペーン」を実施する。
【貯める】郵便局に設置されたQRコードを「郵便局アプリ」で読み取ると、1日1㌽貯まる。「ゆうID」の登録が必要で、複数局に行っても1日1㌽が上限。25年春以降は、ゆうパックの発送や郵便局で買い物もポイントが貯まる予定。
【使う】ポイントは人気のぽすくまグッズや郵便局限定商品のほか、キャンプ用品やホームスピーカーなど、大切な人とのつながりを深められる商品等の引換券と交換できる。ポイント払いは26年春を予定。
【シェアする】郵便局アプリに家族登録すれば、分け合える。
11月15日に開催されたメディア向け説明会で、日本郵政の杉崎猛DX戦略部長は「郵便局アプリは昨年10月から1年で300万ダウンロードを突破した。今年5月には『ゆうびんID』を『ゆうID』に変更し、日本郵政グループの共通IDとしてサービスの拡充に努めている。グループ独自の『ゆうゆうポイント』にご期待いただきたい」と強調。
日本郵政の石井大樹DX戦略部部付部長は「事前アンケートでは、ゆうパックを月1回送る方の67%が『期待できる』との回答をいただいた。今後、ポイントが貯まる場所も使い方も増やし、お客さまのご期待を超えていきたい」と意欲を示した。
〝ゆうゆうポイント〟でつながるyouと
【記者会見(午前・午後)】
――将来的にゆうちょPayでも使えるようにするのですか。郵便局の中でも、3社のサービスでポイントを付与される可能性は。
杉崎部長 グループ独自のポイント。ゆうちょPayもそうだが、かんぽ生命も含めて、ゆうゆうポイントの活用は協議をしている。拡大していければと思う。将来的には3社で付与する可能性はあると思う。
――2026(令和8)年からポイントを使って支払いができる支払い方法とは。窓口ではポイントも貯めたものを使って支払いもできるイメージですか。
石井部長 25年5月から、窓口の方でお客さまがスマホを使って、ゆうIDの会員ナンバーを提示いただくと、窓口で読み取れる形になる。購入していただければポイントが貯まり、26年春に提示いただくことで、窓口で読み込んで、ポイント払いもできる。QRコード決済でポイントを使うのと同じような形になると思っていただきたい。
――切手やはがきにもポイントはつきますか。
石井部長 郵便切手、はがきにはポイントは付かない。カタログ商品や文房具などを25年春から想定している。
――ポイントの周知の方法は。今後は郵便局アプリが起点になりますか。(郵湧新報)。
石井部長 チラシを用意した。関心を持たれた方には局員の方からご説明いただければと思う。郵便局アプリはデジタル上の郵便局で、リアルな郵便局と結び付けていくのは、ゆうIDになる。ゆうIDをベースに、さまざまなサービスにつなげていくイメージ。今ある全てのアプリを統合していくということではない。
![](https://yuuwakushinpou.com/wp-content/uploads/93ae6a1c78a3b699f3052d79b1c7aefb.jpg)