斉藤国交大臣 記者会見から

2022.03.01

 斉藤鉄夫国土交通大臣は1月7日の記者会見で、記者団の「今年の課題や取り組みへの意気込みは」との質問に対し、「一つ目はコロナ対応、二つ目に安全・安心、防災・減災、三つ目に未来を切り開く希望、この3本柱だ」と力説した。

魅力ある職場へ希望の施策を

 その上で「第1に、コロナの影響等により危機に瀕する公共交通の確保・維持や観光への継続的支援、観光需要の回復を見据えて取り組む。第2に『防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策』を着実に進めるとともに『流域治水』の本格展開、盛土による災害の防止、線状降水帯の予測精度の向上に向けた取り組みを前倒しで推進する。第3に、未来を創る経済好循環と明るい希望の持てる社会を実現する。先日、建設業界の会合に出席した際、『3K』にプラスして〝かっこいい〟の『4K』だという話があった。魅力ある職場、そして賃金レベルも上げていくという未来に希望の持てる施策を進めていきたい。国民の皆さまが安心して豊かな生活を送ることができるよう、現場の声にしっかりと耳を傾けながら総力を挙げて取り組む」と展望した。