谷防災大臣 命に関わる防災に先進技術を

2023.03.13

 谷公一防災大臣は2月28日の記者会見で、郵湧新報の「2月10日に開催された『防災×テクノロジー官民連携プラットフォーム』第6回マッチングセミナーの開催の成果や、防災への先端技術の活用は」との質問に対し、「昨年度から、災害対応における自治体などのニーズと事業者などが持つ先端技術を結び付けることを目的に『防災×テクノロジー官民連携プラットフォーム』を開いている。先進的な取り組み事例の紹介などを行うマッチングセミナーの開催や、常設のマッチングサイトを開設。昨年12月時点で自治体・事業者合計で1000件を超える登録があり、具体的な交渉が同時点で70件以上始まっている」と言及した。

災害対応の迅速化、効率化を

 「セミナーの参加者は、開催地の仙台市とオンライン合計で300人を超えた。自治体による同プラットフォームの活用事例の紹介とともに、仙台市の取り組み事例、自治体と民間企業との個別相談会を開催した。こうした機会を通じて自治体などへの先進技術の導入が促進され、災害対応の迅速化、効率化が図られることを期待している。技術は日々進歩するもの。特に命に関わる防災分野において、積極的に先進技術の取り組みを今後とも進めてまいりたい」と意欲を示した。