ゆうちょ 貯金箱コンクール
2023.02.11
貯金箱の作製を通じて次世代を担う子どもたちの創造力を伸ばし、お金を大切にする心を育てようと1975(昭和50)年から継続される「ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」の入賞作品展示会が東京KITTEやイオンモール等6カ所を巡回し、2月17日~19日には埼玉県越谷市にあるイオンレイクタウンmoriで開催される。
〝お金の大切さ〟を夢ある未来へ
展示されているのは全国9350小学校の53万4279人の作品のうち、240の入賞作品だが、全ての参加作品1点につき10円が(公財)日本ユニセフ協会、JICA、(公財)ジョイセフに寄付され、貧困等で苦しむ世界中の子どもの支援などに充てられる。
47回目の今回は教育関係者やアートディレクター等のほか、ゆうちょ銀行の新村真常務執行役、日本郵便の高橋文昭常務執行役員の6名が最終審査を行った。
昨年11月29日の寄付金贈呈式で、日本ユニセフ協会の早水研専務理事は「ウクライナの子どもが国内外に避難する中、貢献がありがたい」と感謝の意を表し、JICAの福田茂樹国内事業部長は「開発教育等を貯金箱コンクールと連携させれば多文化共生を推進」と提案。ジョイセフの勝部まゆみ業務執行理事兼事務局長は「貯金箱作りが未来を開く活動と子どもたちにも知ってほしい」と期待を寄せた。(作品は文部科学大臣賞)