日本郵便×🏀Bリーグ 「防災バスケ」全国展開

2023.02.09

 日本郵便とプロバスケットボール・Bリーグによる防災教育プロジェクト「そなえてバスケ supported by 日本郵便」が2月1日から全国でスタートした。先立つ1月13日には「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」が茨城県水戸市で開催され、小・中学生25名が挑んだ。

地域を巻き込んだ防災教育を

 2月1日からは「ディフェンス・アクション」、3月9日からは「ヤフー防災模試」で得点を競う、クラブ対抗戦「そなえてバスケ杯」(~4月2日)が各地で開催され、地域を巻き込んだ防災教育を実施していく。
 水戸でのディフェンス・アクションには、川崎ブレイブサンダースの篠山竜青選手と広島ドラゴンフライズの辻直人選手が参加。子どもたちは憧れの選手とのプレーを楽しみつつ、防災の自助・共助・公助などを学んだ。
 小学5年の金子結愛さんは「自分や大切な家族を守る防災について勉強できた」とニッコリ。関東支社の茂木孝之支社長は「備えの大切さを心に刻んでほしい」と呼び掛けた。
 Bリーグを担当する日本郵便事業共創部の寺門晃弘係長は「東日本大震災を経験していない、記憶がない子どもたちが増えている。この施策は、多くの子どもたちにバスケットボールを通して防災意識を高めるきっかけになってほしいと思い、Bリーグと協力して発足した」と説明した。