二之湯防災大臣 記者会見

2021.12.24

 二之湯智防災大臣は11月10日の記者会見で、記者団の「『九都県市合同防災訓練』に参加し、印象に残ったことやこれからの防災についての所見を」との質問に対し、「実際に災害が起きたときに指揮命令系統がどうなるということも大きな課題だ。実際に九都県市でも検討されていると思うが、大変良かった印象を持った」と語った。

大規模地震の帰宅困難者対応を

 26日の郵湧新報の「首都直下地震帰宅困難者等対策検討委員会が開催された背景と、初会合を経た上での大臣の今後の考えは」との質問には、「首都直下地震発生に伴う帰宅困難者対策については、これまで一時帰宅を抑制し、『72時間以内はできるだけ動かないでください』となっていた。皆が家に帰ろうとして橋や道路に集中してしまい、かえって混乱を引き起こして事故の原因になるとしていた。10月に発生した千葉県北西部の地震を受けて、駅周辺に非常に人が滞留したが、鉄道会社の耐震化は非常に進んでいる。大規模地震の対応をどのようにしたら良いかと、新たな問題が出てきた。こういう問題点の検討会を立ち上げていきたい」と説明した。