北陸初 魚津市と8局 市長と意見交換会

2023.08.29

 全国の「まち・ひと・しごと創生対策特別委員」にも選出されている富山県魚津市の村椿晃市長は7月21日、市内郵便局と初の意見交換会を行った。地域課題への対応や活力ある地域社会づくり、市民サービス向上を目的に、局長側からの提案に快く応じたもので、北陸支社(加納聡支社長)管内では初めて。これまでの市と郵便局との連携施策を振り返り、改めて市政と地域の暮らしやすさを前進させる施策を探り合う中、「謄本交付も郵便局でできれば住民利便が高まる」などの意見も挙がった。

謄本交付も郵便局で

 村椿市長 常日頃、郵便局の地域とのつながりのネットワークパワーに感激している。ぜひ地域に密着し、人々の暮らしを共に支えていっていただきたい。
 太田光彦局長(魚津) 6月にKNB(北日本放送)テレビで放映された再配達削減によるカーボンニュートラルを目指した「魚津市の宅配ボックス助成金」施策での現時点の申込件数は。
 市職員 7月21日時点で30件ほど。申請額の上限は1万円だが、平均約7000円。助成対象となる宅配の入れ物は、ボックス型とバッグ型があるが、バッグは2件。バッグは宅配業者が気付かないまま帰られてしまうこともあることと、バッグが仮に5000円とすると、補助金額も1000円程度とお得感が少ない。
 ただ、単身赴任の方は大家さんの許可なしに置けるバッグが良いはず。少し様子を見たい。郵便局に置き配バッグOKIPPAのキャンペーンもしていただきたい。

 水野一局長(経田) 高齢化と過疎化が叫ばれる中、貯金や保険の相続の手続きも結構多い。その際、必要なことは市で交付される戸籍謄本。謄本を市役所に申請に行くのに交通費や時間もかかる。システム的な課題ももちろんあるが、郵便局で交付できれば地域のお客さまに喜ばれると思う。
 村椿市長 身近な場所で謄本等の手続きがワンストップでできれば、特に高齢者の方は郵便局でできればよいと私も思う。勉強して考えていきたい。
 潮由加子局長(西布施) 地域内のエリマネ局長の全員が防災士の資格を持っている。店舗もコンビニは集中しているが、郵便局は山間地も海近くにもバランス良い距離で点在しているため、防災拠点として役立てたらよいのだが。
 村椿市長 災害時に最も重要なことは現場の情報をいかに正確に把握し、対応策を地域の皆さんに伝達できるかだ。その仕組みが手厚ければ手厚いほどよい。局長の皆さんは地域の状況を分かっていらっしゃる方が多いし、防災士資格を持っていることも頼もしい。どういう仕組みができるのか話し合いたい。
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 郵便局の出席者は魚津局から太田局長、松田和之郵便部長、本保善寛窓口営業部長、経田局の水野局長、魚津金屋局の金三津ひろみ局長、魚津住吉局の堀恵介局長、魚津上村木局の朝野聖彦局長、魚津アップルヒル局の広野一則局長、西布施局の潮局長、黒部三日市局の松原洋平局長。
 潮局長が進行役を務める中、朝野局長から小為替の課題、金三津局長から女性活躍推進、広野局長から市内の医師確保問題などへの意見や要望もあった。