若手局長が広げる〝お茶レター〟
2021.09.25
全国郵便局長会(末武晃会長)の若手局長らの地域貢献への思いがコロナ禍の中、各地域を盛り上げている。全特基本問題専門委員会の将来構想プロジェクトチームと中堅・若手代表者小委員会の合同会議をきっかけに、各地に広がった「お茶レター」。もともとは埼玉西部地区会の野口浩之会長(西坂戸三)と将来構想PTメンバーの鈴木恵一局長(川島三保谷)の「狭山茶レター」の発案がきっかけ。ほのかな香りのティーバック二つが包まれ、一文添えた封筒(お茶レター)は横展開により、温かな〝心〟を全国に届けている。
ほのかな香りに手紙を添えて
沖縄県の生駒千尋局長(東風平)は「伊志嶺豊和沖縄地方会会長は全特中堅若手の座長を務め、合同会議の時、『いい話だからぜひ、横展開を』と言ってくれた。コロナで会えない人にお茶を飲みながら、手紙を読んでほしいという思いを込め、地元のおいしい35コーヒーを局で販売し始めたところ、すごい勢いで売れた」と話す。
山口県の五十崎良局長(宇部則貞)は「宇部市が今年市政100年のため、記念グッズとして『山口茶レター』を販売。JAは郵便局のPR力に期待されたため、28局で封筒のデザイン募集し、市とJA、茶業組合、郵便局で審査したところ採用されたデザインは2年目の若い郵便局社員のものだったため、皆、窓口の声かけに精を出し、販売1週間で完売した」と喜びを見せた。
埼玉県の鈴木恵一局長(川島三保谷)は「全特の将来構想PTと中堅若手小委と合同会議が昨夏に始まり、『狭山新茶レター』販売を紹介した。長峰園という銘茶屋と野口会長が昔から付き合いがあるため、一緒にやらせていただきたいとアポを取っていただいたのが一昨年。横展開できてうれしい」と語る。