生活必需品を郵便局で 日本郵便×ファミマ

2023.10.25

 日本郵便とファミリーマートは9月14日、関東支社(茂木孝之支社長)管内の千葉県鴨川市にある天津局(佐久間博局長)、21日に埼玉県飯能市にある飯能下畑局(小幡正隆局長)のお客さまロビーに陳列棚と冷蔵ショーケースを設置し、ファミリーマートのプライベートブランドを中心とした商品の販売を開始した。(写真は坂井担当部長㊧とファミマの太田副部長)

天津局・飯能下畑局

 周辺にコンビニやスーパーが少ない地域で、郵便局を活用したお客さまと地域を支える取り組みの一つとして、2021(令和3)年10月から販売を開始した茨城県稲敷市にある柴崎局(黒田裕士局長)に続く2号・3号店となる。
 天津局は約100種類、飯能下畑局は約70種類の商品を販売する。商品売り上げに伴う手数料は郵便局の収益となる上、局の拠点価値も高まりそうだ。

 日本郵便物販ビジネス部の坂井秀行担当部長は「買い物できるお店が周囲に少なく、お客さまにとって便利になるであろう2局を選ばせていただいた。今後もお客さまのニーズに合わせて広げていきたい」と語った。
 ファミリーマート開発推進部の太田裕資副部長は「地域の住民の方々と多くの接点を持つ郵便局において、ファミリーマートの商品を販売いただくことで、買い物に不便を感じているお客さまの利便性の向上と地域への貢献につなげていきたい」と話していた。