生きる!地域と SDGsパートナー 沖縄

2022.06.01

 地域社会の貢献施策や子どもの貧困対策など、沖縄支社(久田雅嗣支社長)は全郵便局でSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを加速させている。人と企業・団体を結ぶ〝ぬくもりの連携〟は、沖縄中に希望を届けている。

買い物弱者に新鮮野菜お届け! 各社連携「ベジテーブル」好評

 沖縄支社が沖縄タイムス社、兼正青果、コスモフーズと連携して「買い物支援」として取り組んでいる野菜定期宅配サービス「ベジテーブル」は、2020(令和2)年7月からスタートした(当初はJAおきなわも参画)。
 現在は、沖縄本島全域で約70家庭に新鮮な野菜セットを配達。コロナ禍で影響を受けた農業従事者や高齢者、買い物弱者から喜びの声が上がっている。
 野菜の種類は季節によって組み合わせを変え、果物や米も加わるなどの工夫も。管理栄養士による、配送した野菜に合わせたレシピや料理の作り方のポイントなども好評だ。
 那覇中央局(松川真局長)のほか3局で、デジタルサイネージや屋外広告を展開するなど周知を図り、口コミで人気が高まってきた。
 沖縄支社の担当者は「開始当初から、支社長が力を入れて取り組んできた施策。配達社員の方々も、丁寧で気遣いのある配送を心掛けていただいている。県民への貢献施策として今後も拡大していきたい」と意欲を示す
配送料込みで月額3960円(税込み)。