豊橋市が「鈴木亜由子杯」ハーフマラソン

2023.11.16

 日本郵政グループ女子陸上部(髙橋昌彦監督)の鈴木亜由子選手は10月17日、生まれ育った愛知県豊橋市(浅井由崇市長)で来年3月に開催される「穂の国・豊橋ハーフマラソン」の名誉大会長に就任。「鈴木亜由子杯」としての開催が決まった。

日本郵政G女子陸上部〝地域を元気に〟

 10年目を迎えた女子陸上部による地域貢献は、4月に設置されたスポーツ&コミュニケーション部の活動の一環。10月23日の記者会見で浅井市長は「鈴木選手の豊橋への思いや郷土愛は大きい。約2年をかけて、一緒に仕掛けを考えていきたい」と展望した。

鈴木選手 パリ五輪選考会へ挑戦
「局長と社員の皆さまの応援が励み」

 リオ、東京と2大会連続オリンピック出場を果たした鈴木選手は「小学生の種目も行い、子どもから大人まで楽しめる、日本一応援が多い大会にしたい。日本郵政と日本スポーツ協会がオフィシャルパートナー契約を締結されたが、今後の道しるべの一つになればと思う。私にとって、全国津々浦々に局長・社員さんの応援団がいることは一番の励み。感謝の思いを形にして恩返ししたい」と意欲を示し、パリ五輪代表最終選考会への挑戦も明言した。
 髙橋監督は「女子陸上部の強化・支援の一環としてこれまでのノウハウも生かし、さまざまな方法で地域を元気にしたい。所属選手のセカンドキャリアも考えていく」と述べた。同部部長の櫻井誠日本郵政執行役らが出席した。