河野デジタル大臣 〝書かない窓口〟時代へ
2023.03.09
河野太郎デジタル大臣は2月14日の記者会見で「埼玉県深谷市の〝書かない窓口〟を尾﨑正直大臣政務官と視察する。横展開の参考にしていきたい。〝書かない窓口〟とは、自治体の対面窓口業務を抜本的に改革するもので、マイナンバーカードと自治体が持つさまざまな支援システムのデータを活用し、窓口に来られた住民の方が書類を書く面倒をなくす取り組み。住民の方が市役所内を何カ所も回らずに一つの窓口で手続きを終えられる。『便利になった』と実感いただける取り組みだ」と強調した。
地域の幸福度を測り、高めていく
「各地域のデジタル実装を進めることはデジタル田園都市国家構想推進の観点からも重要で〝書かない窓口〟をデジ田交付金で支援もしている。自治体が利用しやすい共通サービスとして全国展開を推進する」と述べた。
郵湧新報の「地域の幸福度を測るウェルビーイング指標を今後どのような場面での活用を期待されていらっしゃるか」との質問に対し、「ウェルビーイング指標を活用し、地域の幸福度を測りながら高めていくのは重要なこと。デジタル技術を使うことで国民により便利に、より豊かに生活を送っていただきたい。一つの指標としてお使いをいただけたらと思う」と語った。