UPU大会議 目時国際事務局長再選に挑む

2025.09.03

 4年に1度開催されるUPU(万国郵便連合/目時政彦国際事務局長)の大会議が9月7日にアラブ首長国連邦のドバイで開幕する(20日まで)。18日には国際事務局長選挙が実施される予定で、目時国際事務局長が2期目の再選に挑む。(写真は国際事務局長選出の決定時)
 日本人で唯一、国連専門機関のトップを務める目時国際事務局長は、UPUの財政の健全化やジャパンファンドを活用した途上国の郵便支援などで各国から高い評価を得ている。同日には、UPUの理事国選挙も行われ、日本は二つの理事会入りを目指す。

タイにAPPU加盟国の切手ギャラリー設置


目時事務局長のパンフレットを紹介する青木室長

 先立つ6月30日から7月4日まで、APPU(アジア太平洋郵便連合)の執行理事会がモンゴルのウランバートルで開催され、総務省国際企画室の青木勇司室長、日本郵便の佐藤祐之国際郵便事業部担当部長らが出席した。
 19カ国(うち4カ国がオンラインで参加)が参加した同理事会では、青木室長が財政委員会の議長を務め、予算承認やAPPU加盟国の共同記念切手の発行(2027<令和9>年予定)、切手ギャラリーをタイに設置することなどが決まった。青木室長は、UPUのマリアン・オスヴァルド国際事務局次長らと会談した。

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