全国初! 防災倉庫を相模原市吉野局に 

2021.10.27

 南関東支社(一木美穂支社長)と神奈川県相模原市(本村賢太郎市長)は、市の防災備蓄品の保管場所として、吉野局(東海林幸恵局長)を活用することで合意し、施設賃貸借契約を締結。8月10日から運用を開始している。市内で大規模な災害が発生した際、防災備蓄品を日本郵便の配送ネットワークを活用して近隣の避難所に搬送する。全国初の取り組み。

市と連携し災害時に備蓄品を搬送 

 同市津久井地域では2年前の台風19号により、道路損壊が500カ所以上、土砂災害は250カ所以上と甚大な被害を受けた。
 10月7日には神奈川県西北部地区連絡会の細谷勝利統括局長(相模原古淵)、木下雅之局長(田名)、高橋一郎局長(鳥屋)、東海林局長が本村市長を表敬訪問。細谷統括局長は「今後も安心・安全のまちづくりのお手伝いを」と意欲を示し、本村市長は「日本郵便と手を携えて、市民のために前進していきたい」と感謝を表した。