向井理さんが日本郵便の法人営業担当に!?
日本郵便は2月21日から、俳優の向井理さんが出演する「ゆうパック法人向け」の新TV-CM「3色の鳥・ビジネスもゆうパック 解決の一歩篇」を全国でオンエア中。また、新Web動画「ビジネスもゆうパック 商品発送の見直し篇」「ビジネスもゆうパック 正確な配送篇」「ビジネスもゆうパック 物流支援篇」も20日から公開している。
ゆうパック新CM公開中
今回の新TV-CMでは、向井さんが「日本郵便法人営業担当」という役どころで登場。商品の配送に関する相談を受けてオフィスを訪問した向井さんが、お客さまの要望、悩み事に対して情熱的かつ真摯に向き合い、「御社のビジネスの物流課題、私たちならこう解決します!」と効果的な解決策を提案するストーリーを通じて、「物流のこと、親身に話せる相手がいます。」というメッセージを訴求していく。
<撮影エピソード>
◇カット数の多い収録にも集中力を切らさずOKテイクを連発
今回のCMで、お客さまに配送・物流サービスの提案を行う日本郵便法人営業担当を演じることとなった向井さん。撮影に入ると、監督と話し合いながら、相談しやすい人柄、親身に寄り添う言葉遣いや表情など、自らのキャラクター像を細かくすり合わせて、本番に臨んだ。
商品をゆうパックの箱に詰めていく前半、会議室でお客さまに物流の課題の解決策を提案する後半と、異なる二つのシチュエーションでの撮影に加えて、一連のシーンをさまざまなアングルから狙うため、自然とカット数も多くなった今回の撮影。それでも向井さんは終始抜群の集中力を発揮して、本番一発OKを含む安定感抜群の演技を披露していた。
◇向井さんのチャーミングなガッツポーズに撮影現場もほっこり
柔らかい笑顔から一転、内に秘めた熱い思いが無意識にガッツポーズとなって出てしまうシーン。ここでは、向井さんのあまりにもチャーミングな仕草と照れ笑いに、思わず微笑んでしまうという演技をするお客さま役の演者の方のみならず、監督やスタッフからも自然と笑みがこぼれていた。
休憩中、周囲の方々との会話の中で「普段からレターパックを結構使います」と明かしていた向井さん。役柄同様、親しみやすい笑顔で共演者の皆さんやスタッフと気さくに言葉を交わし、現場のムードを盛り上げると、その後も順調に撮影が進んだ。
<向井 理さんへのインタビュー>
――今回のCM の感想を教えてください。
向井 CMだけでなく、Webの方でもいろんなパターンを撮って、同僚役やお客さま役の方など、多くの人たちと絡む撮影だった分、結構カット数が多かったのですが、スタッフの皆さんが前日にリハーサルもされていたので、とてもスムーズに撮影できたと思う。
――今回のCMでは、「熱い営業社員役」を演じていただきましたが、演じてみた感想はいかがでしたか。また、企業の物流課題解決への情熱を表現するシーンもありましたが、最近燃えていること、情熱を持って取り組んでいることがあれば教えてください。
向井 いろいろな役をやらせていただく中で、これまで熱血漢のような役も経験はあったので、自分の中にも今回の役柄のような熱い
気持ちもありました。燃えていることは、小さい頃からサッカーをしていて、今年の1 月に20 人くらい集まって久々にやったら、全然動けなくなっていた(笑)。動ける体をもう一度取り戻したいという意味で、今年は熱い気持ちを持って、納得のいくプレーができるような体づくりを頑張りたいと思っている。
――郵便局は普段ご利用されていますか?
向井 家の近くの郵便局では、そこでゆうパックはもちろん、レターパックや切手も買うし、日々家族で利用させていただいている。個人的な感想として、局員の皆さんが本当に優しくて、丁寧で、いつも親身になって話を聞いてくださるので、とても助かっている。
――向井さんが日頃困った時に相談される「親身に話せる存在」はいらっしゃいますか?
向井 食べることが好きなので、家で料理することも多く、しょっちゅうスーパーに行くが、いつも行くスーパーは鮮魚コーナーが充実していて、どの魚が旬なのかとか、そこで働くプロの方に毎回聞くようにしている。
ちょっとしたことでも聞いてみると、知識のある方なので、教えるのも上手だし、そこでコミュニケーションを取って、良いものを勧めてもらえる関係を構築することを、何年も前からやっている。家で食事する時はなるべく旬のもの、日本のものを食べたいし、そういうことはお店の人に聞くのが一番なので、日々相談している。
――CM では、ビジネスの物流の課題に関する相談に乗って解決していく役柄でしたがこれまでに、向井さんが身近な人から受けた相談事について教えてください。
向井 日々演じることを生業とさせていただいているが、台本の読み取り方は人それぞれで、ドラマの場合はセリフを覚えていって、相手がどう来るのか現場で初めて分かるので、スピード感とか反射神経が重要になるし、舞台は稽古でつくりこむ時間があるので、おのずと相談の内容は違ってくる。
例えば、舞台の稽古中、後輩から「ちょっとこのシーンがやりづらい」みたいなことを相談された時、そのシーン自体がちょっとギクシャクした関係だったら、やりづらいままやった方が、見ている人から「なんかギクシャクしてるな」と受け取られることもあるし、日常で全てキャッチボールがうまくいくことって、それほど多くないと思うから、そのままやっていこうと。
それでも実際に何度かやっていくとスムーズになっていくので、それは良くないなと思って、また戻してとか、そういう日々の微調整をしながら、本番をアップデートしていくことになる。
逆にドラマとか映像で、「ちょっとこのシーンがやりづらい」みたいなことを相談された時は、そういう人物がいることで話も回っていくだろうし、本能的に言いづらいセリフだったとしても、それはあなたが求められているキャラクターで、作品全体を考えて書いてくださっているわけだから、という話をする。
正解がない仕事なので、迷いながらやっている人も多いし、僕も相談するし、やりづらいことがあったら言ってほしいという思いもありる。作品によって相談の内容は違ってくるのかなと思う。
――向井さんは大学卒業後、俳優としての下積み時代にバーテンダーとしても、社会経験があるとのことですがその頃、お客さまから相談を受けた経験はありますか。
向井 相談もありますが、どちらかというと愚痴を聞く方が多かったかもしれません。当時、お花屋さんで働いている方が、ちょっとモチベーションが上がらない、みたいなことをおっしゃった時、おこがましいですけど、花言葉を覚えて、お客さまに提案してみたらどうですか、とお伝えしたことがある。
そうすると、受け取る方も、そういう花言葉があるんだとなるかもしれないし、自分自身も勉強しなきゃいけないし、お互いに相乗効果が生まれたらいいなと思って。
人は何か大事なものがあるから迷うと思うので、相手のことを考えて、自分で何か考えれば、何かが開けるんじゃないかなという思いで、おこがましいが、言わせていただいたことはある。
――この春から新しいスタートを切る向井さんですが、新しく挑戦したいことなどを教えてください
向井 せっかくなら、今までやってこなかったことにも挑戦したいなという思いがある。それはお芝居だけでなく、いろいろな表現の形があるし、表現する側の人間として、何かを伝えるフィルターになれればいいなという思いで、自分に何ができるのか、まだ模索している最中という感じだ。