河野デジタル大臣 睦沢局視察、行政事務や物流も期待

2024.09.30

 河野太郎デジタル大臣は9月4日、千葉県睦沢局(長谷川博一局長)とほしいも工場を視察した。皮むきや梱包などの作業を体験し、ほしいもシロップを使ったかき氷をほおばった。記者団の「視察の感想は」との質問に対し、「郵便局が進化していることを実感した。郵便や金融事業だけでなく、新しい産業をつくって町の人を雇用され、町の名物もできた。4年でここまで来て、素晴らしいこと。これも一つのスタートアップだ」と述べた。

身近な郵便局は大勢の皆さまの役に立てる

 
 郵湧新報の「郵便局への行政事務委託の期待は」には、「マイナンバーカード関係はもう既にいろいろなことをお願いしているが、それだけに限らず、郵便局に行政事務の一部をお願いしていくことは出てくるし、人と人が接しなければいけない部分を、身近な郵便局でできれば、大勢の皆さまにとって非常に役に立つ。物流でも、郵便局のラストワンマイルの配達体制が非常に重要になってくる。ユニバーサルサービスをお願いしている以上、そうしたことへの支援はあると思う。これから郵便局の役割が重要になってくるのは間違いない」と力を込めた。