河野デジタル大臣 郵便局はデジタルの〝駆け込み寺〟

2022.12.20

 河野太郎デジタル大臣は11月29日の記者会見で、郵湧新報の「日本郵便が今リアルとデジタルを掛け合わせて新しい時代に向けた『みらいの郵便局』のさまざまな形を作ろうとしているが、自治体とも関係性の深い郵便局について大臣が描く郵便局の未来像は」との質問に対し、「具体的なイメージは正直ないが、地元の平塚西局(神奈川県)もマイナンバーカードで自治体と連携をしてくれている。郵便局はそれぞれの地域社会に根差しているため、デジタルに関してはいわば駆け込み寺」と指摘。

「リアルとデジタルの〝接点〟に」

 「何か相談に行く場所のような感じで協力いただけるのではないか、とデジタル庁では考えている。その意味で、リアルとデジタルの〝接点〟のような役割を郵便局が果たしてくれると地域社会にとって非常に有意義ではないか」と語った。