カフェスペースで〝拠り所〟に 兵庫県南あわじ市・阿那賀簡易局

2022.12.29

 お客さまの待ち時間にお茶やお菓子をと、局内にカフェスペースや雑貨販売コーナーを設置し、昨年4月に開局した兵庫県南あわじ市の阿那賀簡易局。仲野公子局長は集配局と無集配局で16年間局長を務め、その後公民館館長も歴任した。

仲野局長「簡易局長は私の人生の最後の仕事」

 「地域には雑貨屋やコンビニも銀行も農協もない。郵便局もなくなったら灯が消えてしまう。お客さまが困った時の拠り所となる〝私の郵便局〟と思っていただけたら」との思いで局舎を建てた。

 お客さまに対しては、①必ず笑顔にして帰っていただく②何を望んでいるかを素早くキャッチし、一人一人に細やかな気配りで接する③信頼ある言葉を掛ける。「あめ1個でも冗談を言うでもいい。お客さまが満足して帰っていただけたら必ずまた来てくださる」と強調する。

 「営業は心のつながりの後についてくるもの。局に来てくださる皆さんのおかげで仕事をさせていただいている」との信念を持つ。「簡易局長は私の人生の最後の仕事。地域のおかげで公民館長もさせていただいたのだから恩返しをするのは当たり前のこと」と、きょうも笑顔でお客さまを迎える。