出雲東部が市民と共にシイタケ栽培

2022.05.30

 島根県出雲東部地区連絡会(江角直記統括局長/松江殿町)は、地域住民との共同活動として松江市の補助金を活用し、シイタケ栽培に取り組んでいる。

体験会に児童ら50人、事業化目指す

 3月26日には、地域住民や子供会、「大谷地区森の家プロジェクト」(平野友也代表)と共同で、シイタケの菌を原木に植える体験会を開き、小学生9人を含む約50人が参加。約1㍍のコナラ50本にドリルで穴を開け、シイタケの菌が含まれる種駒を打ち込んだ。

 参加した児童は「できたシイタケを家族で食べたい」と満面の笑顔。江角統括局長は「秋には市長を招いての収穫祭も開催予定。地域の方々と楽しみながらも、今後は事業として収益を得られるよう知恵を絞っていきたい」と意欲を示した。