日本郵便×中華郵政 初の姉妹協定
2024.11.15
日本郵便は10月29日、台湾の中華郵政と「姉妹郵便局協定」を九州支社(久田雅嗣支社長)で締結した。熊本城東局・西合志局と台北北門局、菊陽久保田局・室局と台北迪化街局が交流する。海外の郵便局との姉妹協定は初。
熊本←→台北 観光・物販・防災連携
半導体生産で世界トップメーカーのTSMCをはじめ、多くの台湾企業が熊本に進出する中、姉妹交流を起点に相互視察や観光、物産品販売、災害時の援助などで連携する。
西口彰人副社長は「郵便局同士が幅広く連携・交流することで、さらなる経済発展と両市民の相互理解の促進を」と意欲を示した。中華郵政の蔡文慶副社長は「互いの成長と友好の懸け橋に」と期待を寄せ、木村敬熊本県知事は「東アジアに最も近く九州の中心でもある本県が東アジアの中心に」と展望した。
同支社前に設置する中華郵政のポストのオブジェも披露された。