「震度6以上」想定の防災訓練 広島県宇品局

2024.07.25

 広島県宇品郵便局(城野信雄局長)は5月16日、防災訓練を行った。まず、8時30分から行われた「震度6以上の地震」を想定した訓練には、城野局長をはじめ、総務部6名、郵便部8名、第一集配営業部33名、第二集配営業部29名、窓口営業部4名の計81名が参加。防災業務計画に基づき、地震の連続発生および、津波来襲により避難する場合に備え、非常持出物品の確認や、重要な証書類・証拠書類等の被災・盗難防止や火気点検等の火災防止上必要な措置を行いながら発着場へ避難を行い、3分15秒で全員が避難できた。

お客さま誘導も同時に

 

 引き続き、「豪雨災害」を想定した訓練を9時15分から行い、城野局長、総務部6名、チャレンジド8名、かんぽサービス部12名が参加。
 宇品郵便局は宇品港まで3キロと近く、海水が逆流して地下施設が浸水する恐れがあるとして、地下スロープ入口の止水板の点検を念入りに行い、局内放送、通報訓練、退避確認、お客さま誘導も同時に行った。
 参加した社員からは「停電や暗い場所に備え、非常灯を用意しておいた方が良い」「止水板は普段使用しないため、使用方法を知らない社員も多く、定期的な周知が必要」との声が上がった。
 今回の防災訓練により、緊急時でも的確な対応ができるよう知識や情報、防災意識を高めることができ、有意義なものとなった。