鳥取で〝名句と名書〟融合のフレーム切手

2024.02.20

 鳥取市出身の自由律俳人・尾崎放哉の句を、放哉の会会長で書家の柴山抱海氏の揮毫で書かれた作品を題材にしたフレーム切手「柴山抱海が書く 尾崎放哉3」を中国支社(指宿一郎支社長)は12月1日、同市に贈呈した。

深澤市長「切手の1枚1枚が素晴らしい出来栄え」


山田統括局長㊧から深澤鳥取市長へ

 因幡地区連絡会の山田一孝統括局長(中河原)は「放哉の句と柴山先生の書が見事に融合している。ぜひとも放哉ファン、書道ファン、県民の皆さまにかわいがっていただけたら」と語り、深澤義彦市長は「切手の1枚1枚に放哉の句の魅力と柴山先生の味わいのある書が凝縮されている。素晴らしい出来栄え」と称賛を寄せた。

山本鳥取中央局長から柴山抱海さんへ

 また、開発者の青谷勝部局・尾崎浩一局長は「放哉の句と柴山氏の書を融合させ、その魅力を切手に凝縮してお届けする。切手をきっかけに、放哉に興味を持っていただき、放哉ファンが鳥取を訪れ、119本の句碑を巡り、鳥取市内を観光してほしい。そして、尾崎放哉も鳥取市の貴重な観光資源であることを発信したい」と語っている。