日本初の音楽切手が登場♪ 手紙に付加価値をプラス

2023.03.01

 音楽を聴ける日本初の切手が2月15日、発売される。切手上の「Open♪」をめくると二次元コードが現れ、スマートフォン等で読み込むと「ありがとう」をテーマにする懐かしのメロディーや若者に人気の楽曲など39曲聴くことができる画期的な商品だ。

〝ありがとう〟の思いを込めて

 音楽切手は「感謝」の花言葉を持つピンクガーベラと「贈り物」をイメージしたプレゼントボックスのデザイン。手紙を贈られた側だけでなく、贈った購入者も切手シートの二次元コードを読み取ると手紙にまつわる27曲が聴けるというロマンあふれる切手シートは、84円3枚で500円。レターセットは1000円。出発の〝春〟にニーズが高まりそうだ。
 仕組みは、シール式の2層構造の切手の下層に二次元コードを印刷することで、上層をめくってコードを読み取ると日本郵便の音楽切手専用ウエブサイトへ。オーディオストリーミングサービス「Spotify」内のさまざまな音楽を再生できる画面につながる。
 日本郵便切手・葉書室が、切手に付加価値を付けようと企画案を練る中、収れんして生まれた驚くべきアイデア。日本郵便・凸版印刷・㈱トッパンインフォメディアの3社で特許を共同出願中となっている。