郵便局の公的役割さらに拡大 松本総務大臣

2024.01.22

 松本剛明総務大臣は1月1日の元旦配達出発式で、「創業から150年以上の長きにわたって、国民に郵便サービスを提供し続けてこられた日本郵政グループのご尽力に深く敬意を表したい」と強調した。

「大切なことはバーチャルでなくリアルに」

 また、「今、電子メールやSNSの利用が増えるなど、郵便を取り巻く環境は大きく変わってきているが、大切なことはバーチャルではなく、リアルにあると感じている。ぬくもりや手触りを感じられる年賀状こそが、本当の人の素晴らしさを伝え、幸せをもたらす、日本が誇る文化だと思う。郵便局の皆さまには郵便に限らず、地域に密着した重要な生活インフラとして、ずっと公的な使命を担っていただいている。マイナンバーカードの普及や高齢者のみまもりサービスの取り組みを行うなど、公的な役割が拡大しており、これからも大いに地域を支えていただきたい」と期待を寄せた。