年賀寄付金配分、生駒や鳥取で

2023.11.03

 社会福祉の増進に貢献をと、年賀寄付金配分事業の贈呈が各地で行われている。近畿支社(西口彰人支社長)は9月15日、奈良県生駒市で障がい者の社会参加のための「まほうのだがしや南チロル堂」等を運営する一般社団法人無限(石田慶子代表理事)への贈呈式を開催した。

〝誰もが笑顔で生きる社会に〟

 
 小紫雅史市長(写真上)は「郵便局とは包括連携協定を結び、脱炭素や社会福祉、空き家対策と多彩に進めていただき、心から感謝したい」と謝意を表した。
 奈良県北和地区連絡会の松森正裕統括局長(写真下㊧、奈良下御門)は「社会貢献の活動をさらに続けたい」と抱負を語った。

 石田代表(写真上㊨)は「寄付金のおかげで9日に南チロル堂をオープンでき、初日には600人もの子どもたちが来てくれた。これまで、障がいのある子たちの仕事体験を生駒台局(中村大輔局長)でさせていただくなど、さまざま応援をいただき、感謝の思いでいっぱい」と笑顔を見せた。

 7月24日には、中国支社(指宿一郎支社長)が鳥取市の更生保護法人鳥取県更生保護給産会(霜村哲男理事長)に車両を贈呈した(写真下)。
 因幡地区連絡会の山田一孝統括局長(中河原)は「今後も社会貢献の寄付を」と語り、霜村理事長は「前島密氏の『人のためによかれと願う心を常に持てよ』との言葉は、私どもの事業に通じる」と感謝を述べた。