沖縄復帰50周年を記念 「琉球切手」250枚展示

2022.09.11

 沖縄支社(久田雅嗣支社長)は8月16~21日、県立博物館・美術館で沖縄復帰50周年記念「琉球切手展」を開催した。琉球切手246種類を展示し、好評を博した。

「琉球切手展」に3700人集う

 オープニングセレモニーで日本郵便の衣川和秀社長は「沖縄の歴史と文化に触れ、美しい図柄も堪能いただきたい」と喜びを見せた。久田支社長は「多くの方に貴重な琉球切手をご覧いただければ」と感謝の意を表した。
 ゆうちょ銀行の金城勝作沖縄エリア本部長、かんぽ生命の野村靖沖縄エリア本部長、沖縄県文化観光スポーツ部の宮城嗣吉部長、沖縄絵手紙協会の新垣淑明会長が出席した。

絵手紙展示、講演会、工作教室も

 今回展示された琉球切手は1948(昭和23)年から72年までに発行されたもの。大半が沖縄在住の画家やデザイナーが手掛け、沖縄独自の文化を反映した美しいデザインとなっており、世界中の切手ファンからも人気が高い。
 同展では、郵便局や地域の今昔の写真や絵手紙作品の展示、講演会やトークショー、ダンボールシーサー工作や絵手紙作りのワクワク教室と、盛りだくさんのイベントを実施。延べ3675名が参加し、沖縄の歴史と共に歩んだ郵便局の魅力を発信する絶好の機会となった。