手づくり満載!150年分の〝ありがとう〟

2021.11.28

 未来を担う子どもたちに、心を届ける手紙やはがきの素晴らしさを継承する郵政150年の記念イベント「みんなの郵便局」を10月10日に四国支社(安達章支社長)、31日に東海支社(中井克紀支社長)がそれぞれ開催した。
 各自治体の市長も出席する中、局長と社員たちが手作りで準備を重ね、晴れて開催。郵便局の職業体験等を通じて子どもたちは存分に楽しみ、収束に向かうコロナをさらに吹き飛ばす元気あふれるイベント。両会場は創業150年分の〝ありがとう〟がはじけていた。

「みんなの郵便局」東海・四国

 東海支社は愛知県・小牧駅前でセレモニーを開催。中井支社長は「社員皆が考えた〝手作り満載感〟を楽しんでいただきたい」と感謝を表した。山下史守朗小牧市長は「『こども夢・チャレンジ№1都市宣言』を目指して子どもたちを応援したい」と祝辞を述べた。
 
 愛知県中尾張地区連絡会の岡松康仁統括局長(須ケ口)は「子どもたちの笑顔を思い浮かべながら半年間準備を進めてきた。万全を期しておもてなしをする」と意気軒高。郵便局員の一丸となった歓迎や仕事ぶりに子どもたちは興味津々。弾むような笑顔が会場にあふれていた。
 小牧市の杉山晴香ちゃん(小学2年)は、「ドローンが楽しかった!」とほほ笑んだ。母親の友美さんは「スタッフの方々の熱意を感じた」と喜んだ。
 四国支社では、高知県の濵田省司知事ら来賓を招き、高知市のセリーズ体育館で開催。安達支社長は「多くの局員がさまざまな企画を用意した。手紙文化の振興を図っていきたい」と意欲を示した。
 坂本龍馬に扮した高知県中部地区連絡会の大﨑隆徳統括局長(高知桂浜)は「きょうの主役は子どもたち。郵便局の仕事を経験してもらい、心を届ける郵政事業の大切さや、手紙の楽しさを感じてもらいたい」と語った。