東海地方郵便局長会 新任部会長研修
東海地方郵便局長会(勝又一明会長/全特理事/裾野岩波)は6月13日、東特会館で新任部会長研修を開催した。来春、全特名古屋総会を控える東海地方会は、165部会中70人が新任となり、「1部会1施策」に取り組んでいる。参加者は各役員や先輩部会長の講話を心に刻み、グループ討議も実施。「風通しの良い組織づくり」に向けて心一つに出発した。
部会長の旗振りで一騎当千、名古屋総会へ
勝又一明会長 部会長として、会員たちとどう接していけばよいか。何よりも、人間関係の構築が最優先だ。何か新しいことをやろうとしても、部会が「ワンチーム」になっていなければ長続きはしない。会員の皆さんに自分の思いを理解し期待してもらう。そういう部会運営を心掛けていくことだ。
部会長は総合政策、地域貢献、局舎、人材育成、後継者問題と、さまざまに関わっていく。課題は山積しているが、自分自身、ぶれないものを持つことが大事。部会長がぶれると、会員との信頼関係が薄くなってしまう。悩んだ時は一人で抱え込まず、地区会長や理事とも相談しながら取り組んでほしい。
部会長の旗振りによって、組織は動く。ビジョンを示して、理想を掲げながら、会員に寄り添っていくことだ。一人ひとり、いろいろな個性を持っている人が集まって、部会が構成されている。
必要な議論も重ねつつ、いただいた役職を存分に楽しんで羽ばたいてもらいたい。この中から、必ずその地区のリーダーが出てくるだろうし、そうあってほしい。共に成長していこう。
林謙司専務理事 東海地方会では、この1年をかけて、部会の在り方や活動を議論していく。会員に最も近い組織が、部会だ。部会長は、局長会活動の原点だと思う。会員と顔を突き合わせながら、全特の方針である「風通しの良い組織づくり」に取り組んでいただきたい。
地域活動の原点になるのも部会。地域に根差した郵便局の原点に立ち返り、貢献施策にも取り組んでいきたい。
また、来年5月18日には、約8000人が集う全特名古屋総会が予定されている。総会を目指し、自分の部会はこうあるべきだと方向性を決めて、楽しみながらやっていただきたい。
実際は、あれもこれもと大変かもしれないが、新任は1回しかない。チャンスだし、やりがいがあるものだ。努力していけば、自分自身の大きな力となる。
坪内良樹副会長(大垣室町) 会員と同じ目線に立って丁寧に取り組んでいけば、必ず信頼され、部会も良くなる。最大の防御は、攻めること。個性を発揮しつつ、部会のためとの思いで攻めの姿勢で取り組んでいただきたい。
岡松康仁県担当代表理事(須ケ口)<基本問題専門委員会> 団結力の一層の強化へ、「意見交換」「勉強会」「レクリエーション」「地域貢献活動」を各県で展開していく。膝を突き合わせる思いで、郵政事業の発展に向けて活動していきたい。
山川哲生県担当代表理事(保々)<総合政策専門委員会> 地元あっての局長だ。地域の基盤づくりに向けて、皆さんの背中を会員に見せながら、地域に根差した施策を推進していこう。
後藤文彦県担当代表理事(増楽)<人事制度・人材育成専門委員会> 後継者の育成については、皆さん悩まれていると思う。東海版「後継者育成マニュアル」を全特版とともに活用いただきたい。
大村英行県担当代表理事(住吉)<置局・局舎専門委員会> 局舎建築は大変な仕事。孤独になりがちなので、皆で応援して、団体戦、総力戦で臨みたい。
<先輩部会長>①富松仁局長(高山上一之町) 会員に対してはトップダウンではなく、自分も頑張っていくとの姿勢を示して、一緒に取り組んでいくことが大事だと思う。
②南部純二局長(富士宮東町) 部会の仲間や地域の方々が困っていれば、「一人じゃないよ」と温かく接してもらえる部会長になっていただきたい。