ポストコロナへDX推進

2021.09.30

 赤羽一嘉国土交通大臣は8月20日の記者会見で、記者団の「来年度予算の国土交通省の概算要求の中で特に重点を置いた分野や事業は」との質問に対し、説明した。

赤羽国交大臣

 「相次ぐ自然災害から国民の皆さまの命と暮らしを守り抜き、コロナによる未曽有の危機を克服する。そして、ポストコロナの新たな経済社会を力強く実現するために、具体的にはカーボンニュートラルやデジタルトランスフォーメーションを推進していくことが何よりも急務である。その基本認識に基づき、具体的な内容を取りまとめた。主な柱は3本。第1に、激甚化・頻発化する自然災害への対応の強化。第2に、地域公共交通の確保・維持や観光への継続的支援のほか、国土交通分野のカーボンニュートラルやデジタルトランスフォーメーションの推進。第3に、バリアフリー化の推進、二拠点居住やワーケーションなど住生活環境の充実等を進めていく」と答えた。