吹田市内32局で「吹田くわい」栽培

2025.03.26

 大阪府吹田市内32局の敷地内で、「なにわの伝統野菜」に認証されている吹田市産「吹田くわい」を栽培するユニークな取り組みが行われている。身近な郵便局で育つ姿を見守ってもらうことで、吹田くわいの普及・啓発につなげるもの。吹田市認知症カフェ交流会が芽出し、植え付けをして各局に届け、局長・社員の方が丹精込めて育てた吹田くわいを毎年12月の収穫祭で地域の方々と共に試食する。

認知症カフェ交流会と協力し普及へ


 大阪府三島地区連絡会(田中貞義統括局長/高槻芝生)の内藤有策局長(吹田藤白台)は「土日の水やりなど、近隣の方も一緒に育てていただいている」と語り、中田啓介副統括局長(吹田江の木)は「吹田くわいは絶滅の危機にひんしていた。各局で愛情込めて育て、普及を後押ししたい」と意気込む。