インタビュー 瀬戸隆一 内閣府副大臣

2025.01.06

 ――ご就任の抱負や意気込みをお願いいたします。
 瀬戸副大臣 このたび、内閣府副大臣を拝命し、身の引き締まる思い。国家・国民のため、支援していただいた方々の思いを中央に届ける役割を果たしていきたい。
 特に、郵便局、郵政の皆さま方には、先の衆議院選挙においても多大なるご支援をいただいた。感謝の思いで皆さま方の声を届けていく決意だ。

郵便局の活性化で地域を活性化

 ――内閣府でのご担当は、どのような分野なのでしょうか。
 瀬戸副大臣 内閣府というと幅広く分かりにくいこともあるが、経済再生では総合経済対策や骨太方針、来年度予算編成の基本方針などを作成する。
 また、「新しい資本主義」「スタートアップ支援」「防災庁の設置準備」などにも取り組み、全世代型社会保障制度も担当する。金融庁の担当にもなったので、ゆうちょ銀行の今後の在り方についても、しっかり検討してまいりたい。

 ――日本社会における郵便局の利活用についてのお考えは。
 瀬戸副大臣 衆院選での自民党の選挙公約にも郵政民営化法の改革法案のことが掲げられた。
郵便局ネットワーク維持のため財政上の措置創設、日本郵政と日本郵便の合併、上乗せ規制の在り方等について早急に検討していかなければならない。
 石破総理も、地方からの日本の活性化と、地方創生への思いを述べられている。人口減少が進む中、地方創生における郵便局の果たす役割は非常に大きい。郵便局の活性化を通じて、地域社会の活性化につなげていきたい。