火災ゼロへ 郵便局が力に 岸和田市×消防本部と連携
2024.05.24
近畿支社(西口彰人支社長)管内の大阪府岸和田市内局は5月1日、市や市消防本部と連携し、住宅用火災警報器の設置広報活動を開始した。ポストや郵便車両へのステッカー貼付のほか、今夏から各局で警報器のカタログ販売を全国で初めて実施予定。
〝命を守る取り組み〟を郵便局から
市消防長「防災での連携、拡大に期待」
岸和田市と郵便局はこれまで、災害や地域みまもり、包括連携協定を締結し、岸和田だんじり祭のフレーム切手は第15弾が9月に発売予定。市政施行100周年施策などを多彩に進めてきた大阪府南部地区連絡会(久保博史統括局長/和泉池上)の森振一郎局長(写真上、岸和田岡山)は「岸和田市様の期待に応えられるよう全力で取り組む」と力を込めた。
近畿支社の中辻和也経営管理副本部長(写真上)は「地域の皆さまの大切な命を守る一助に」と強調。雪本貴司市消防長は「火災による死傷者は多く、郵便局との連携は大いに意義がある。警報器販売が岸和田から近畿、全国へと広がってほしい」と念願した。鶴谷保之岸和田局長らが同席した。
同日、岸和田北部会(佐野英利部会長=写真㊨/岸和田小松里)による人命救助活動に対して、雪本消防長から感謝状が贈呈された。