移動販売車で買い物支援　

　九州支社（久田雅嗣支社長）管内の福岡県宮若市と郵便局、グリーンコープの３者が連携し、移動販売車の買い物支援が９月20日、筑前東部地区連絡会（宝井優統括局長／下山田）の長井鶴局（広門久美子局長）横で始まった。（写真は左から、塩川市長、小山田自治会長、宝井統括局長、中村理事長、広門局長）

宮若市×筑前東部×グリーンコープ

　肉や魚など生鮮食品をはじめ、米やパン、お惣菜やお菓子までの食品全般と日用品等を載せたワゴン車が毎週水曜11時45分～12時15分まで販売に訪れる。10月12日から磯光局（宮崎邦彦局長）でもスタートした。

　長井鶴局の開始式で、宮若市の塩川秀敏市長は「郵便局と２月に包括連携協定を締結した。局長の皆さんの『何とか市に役立つことを』との熱い思いがあって、きょうを迎えられた」と感謝の意を表した。

長井鶴局　コミュニティーの場にも

　長井鶴自治会の小山田勲会長は「郵便局横を皆のコミュニケーションの場にしていきたい」と提案。宝井統括局長は「今後も地域の方々の幸せのために取り組んでいきたい」と意欲を示した。
　広門局長は「実現に感無量の思い。ぜひお友達とご一緒に買い物を」とほほ笑んだ。グリーンコープ筑豊支部の中村祐子理事長は「安心な生活のために頑張りたい」と語った。
　高齢化が進む地域内は数年前にスーパーマーケットが撤退し、買い物難民の地域課題を抱えていた。