九州初、無人販売で買い物支援

2023.07.06

 局内スペースを活用した無人販売が広がる中、宮崎県美郷町の入下局(中田耕平局長)は町内の商店と連携し、昨年11月からカップ麺や調味料、缶詰、菓子、シャンプーなど各種生活用品をそろえ、住民から喜びの声が上がっている。買い物支援としての無人販売は九州初の取り組みだ。

宮崎・入下局が町内商店と連携

 入下地区内には生活用品を扱う店がなく、住民は約3㌔離れた店まで買い物に行かなければならなかった。同地区で定住戦略に取り組む「入下ちくせん実行委員会」(坂本浩一委員長)の一員でもある中田局長は「郵便局への期待は大きい。これからも地域の皆さまの声に耳を傾け、ニーズに応えられるよう、できる限り取り組んでいきたい」と力を込める。