河野デジタル大臣 マイナ普及に郵便局の力を
2022.12.02
河野太郎デジタル大臣は10月28日の記者会見で、「民間の力を最大限に活用し、防災分野のデータ連携を促進し、『防災DX』を強力に推進していきたい。技術や知見を有する民間の方々と防災業務の最前線で頑張る自治体との新たな協議会を立ち上げる。本日から会員の公募を始める」と発表した。
「マイナカードと郵便局との連携は非常に有効」
また、「100社以上集まっていただけると予測する。当面は民民間、官民間の両方からデータを迅速に共有、あるいはデータの正確性や質を確保し、マイナンバーカードの活用に結び付け、現実の防災業務にどのように生かせるか、さらなる連携について議論を深めたい。防災現場でより良いデジタルツールを使えるよう環境整備を促進したい」と強調した。
郵湧新報の「前橋市がマイナカードをSuica等とひも付け、11月から市内全局でプレミアム付き交通系ICカードの販売を開始するが、郵便局はデジタルと地域住民をつなぐ入り口になれそうにも思えるが」との質問に対し、「私の地元の平塚西局でもさまざま協力いただいている。マイナカードと郵便局との連携は非常に有効だ。ぜひ全国の郵便局としっかり連携をしていきたい。協力をお願いしたい」と語った。