日本郵政G、「副業」スタート

2022.12.13

 多様な働き方に光が当てられ、副業への関心が高まる中、日本郵政グループは11月28日、「戦略的副業」の試行開始を発表した。勤務時間外に加えて、週1日分までの勤務を自治体や企業での副業に充てることができるようにする。日本郵政と日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命各本社勤務の約6000人を対象とし、社員のキャリア形成にも生かす。

自治体プロジェクト参画を推奨

 社外からの副業人材も公募で受け入れ、グループ内の別会社で働く副業人材も募る。
 社外副業は、社員が自治体で地域課題の解決を目指すプロジェクトに参画したり、中小企業で企画業務に関わったりすることを想定。自治体の募集案件は地域貢献に寄与するとして、特に推奨する。年内にも始める予定だ。