包括連携、8割が目前 鹿児島出水市では包括受託

2022.11.06

 日本郵便と自治体の包括連携が、間もなく全国平均8割に届く。8月末までに1343市町村(約77%)と締結した。包括事務受託も着実に進んでおり、10月3日には九州支社(豊田康光支社長)が、鹿児島県出水市の行政事務を大川内・米ノ津・福ノ江・荘・江内の5局で取り扱い開始。全国22自治体目となった。戸籍謄本や住民票の写しなどの証明書交付等21項目にわたる業務を取り扱う。九州で3例目、鹿児島県では初となる。

出水市長「さまざまな課題に日本郵便と連携」

 開始式で椎木伸一市長は「さまざまな課題に日本郵便と連携し、市民サービス向上を」と期待を寄せ、鹿児島県北部地区連絡会の下境田徳王統括局長(湯之尾)は「地域に貢献できることは大変うれしい」と喜びを見せた。