スマートスピーカーみまもり開始 北海道・近畿支社
2022.08.21
日本郵便は8月1日、北海道支社(及川裕之支社長)管内の平取町の「高齢者等見守りサービス実証事業」(9月30日まで)、近畿支社(小方憲治支社長)管内の大阪府河内長野市の「スマートスピーカーを活用した見守り機能による介護予防サービス事業」(来年3月31日まで)を受託し、サービスを開始した。
生活データ集積で健康に
利用者宅に設置したスマートスピーカーから自治体はウェブサービス管理画面で食事や睡眠等の詳細状況を一覧でき、メッセージも送信可能。生活状況のデータ集積も行うことで健康維持を図り、介護予防につなげる。
高齢者の方々はタブレットで家族、自治体や郵便局ともコミュニケーションが取れることで孤独感を排し、元気になれる。昨年末、信越支社(菊地元支社長)管内の長野県大鹿村からビジネス化が始まったサービスが各地域性に合ったさまざまな形で実り始めている。