金子総務大臣 ウクライナ郵便支援10万㌵

2022.07.29

 金子恭之総務大臣は6月20日の記者会見で、記者団の「30日から始まるマイナポイント第2弾の申請における取り組みは」との質問に対し、「大きい商業施設に特設会場を設け、カード申請やマイナポイントの申し込みをサポートするキャンペーン事業を全国150カ所で実施し、7月26日からはカード未取得者へのQRコード付き交付申請書の送付に取り組む」と説明した。

世界の郵便事業の発展を支える

 郵湧新報の「大臣が5月にスイスを訪問された際、万国郵便連合(UPU)の目時政彦事務局長と会談され、災害リスク管理の強化などの覚書を交わされたが、日本の貢献として期待されていることは」には、「新たな覚書に基づき、今後UPUが災害リスクの管理やデジタル技術の活用などに関するプロジェクトを推進するに当たり、我が国の郵便が有する先進的な知見・経験の提供を行うなど、積極的に協力していく予定だ。 あわせて、戦争により被災したウクライナの郵便インフラの復旧を支援するためのUPUの基金に対し、総務省が10万スイス㌵を拠出することも決定した。 これらの貢献を通じて、目時事務局長のリーダーシップの下で、UPUおよび世界の郵便事業のさらなる発展を支えていきたい」と意欲を示した。